もう少しだけ語彙力のある生活

ツイッターですごいとやばいしか言わないオタクのはなし

今の僕ら未来しかない-Argonavis 2021 LIVE「きっと僕らは」を終えて-

2021年11月22日、アルゴナビスのアプリゲーム「アルゴナビスfrom BanG!Dream AAside」のサービス終了のお知らせがありました。

前々から覚悟はしていた(イベント間隔が空いたり、新規楽曲の実装が無かったり、報酬でもらえるスタンプの絵柄が同じだったりと予兆はあったので…)ものの、正直言うとショックでした。

私は今までアプリゲームにめちゃくちゃハマったことが無く、やっていたゲームがサ終したことが無かったので、今まで当たり前にあったものが突然無くなっちゃうの、ものすごい喪失感だな…としょんぼりしていたのです…。

けど、サ終のお知らせがあった後に、23日のライブで重大発表あるよ~になって、株式会社アルゴナビスの設立の発表があって……悲しんでいいのか期待していいのかよくわかんなくなっちゃったよな……。

そもそも私はアルゴナビスは終わらないコンテンツだと思っているし、アルゴナビスのキャストやスタッフさんたちが並々ならぬ愛情をこめてこの作品に携わってくださっていることを知っているので、ダブエスは終わっちゃうかもしれないけど、コンテンツは続きますっていう言葉に、ちょっと救われたような気がします。

根がポジティヴマンタロウなので、アルゴナビス、終わらんろ!と思ってたし、ダブエスのサジェストにサ終が出てきても、周りの方々がサ終しないでくれ…とざわついていても、まあダブエスは大丈夫っしょ!来年の那由多くんの誕生日ボイス楽しみだな~などと呑気に生きていたんですが終わるもんは終わるんだよな……里塚のバナーイベ、やりたかったな…

TLも割としょんぼり気味だったんですけど、明日発表あるよ~になったら私は結構すぐ持ち直して株式会社アルゴナビスの株主になることだけを考えていたんですけど……ポジティヴマンタロウなので…

まあ、こういうときこそ酒を飲むか……と思って、普段全然飲まないけど5億年ぶりに飲酒をしたが……(家族にヤケ酒じゃん!と言われた)

株式会社アルゴナビス、字面が面白すぎるんだよな ただただ面白そうなので株主総会に行きたい IRレポートとかを見るのが好きなので、何で儲けてるのか教えて欲しい

100%子会社らしいので上場はしないのかな~と思うのだけど…登記簿謄本に「株式会社アルゴナビス」って書いてあるんでしょ…!?めちゃくちゃおもしろいじゃん 株買わせてくれ~~~

まあそんなわけで、(どんなわけだ?)23日のライブでの発表楽しみだな…の気持ちで「きっと僕らは」を迎えました。


「きっと僕らは」はArgonavisのワンマンライブとしては2年ぶりかつ、初の作品の舞台となった函館で開催されたライブです。

せめて土日開催だったら現地も検討したんですけどね…さすがに祝日開催で函館まではな……となり今回は配信で見ました。地元、札幌までは直通で飛行機出てるんですけど、函館行くとなると一回東京行かないとなので……遠いね…

 

終わった後のアフタートークで、5人全員で音合わせができたのが前日のリハだけだったってお話を聞いて、ものすごく驚いたのですが、そんなことをまったく感じさせない息のあった演奏で、Argonavisが紡いできた絆や時間を改めて思い知りました。本当にすごかったよ……。

Argonavisが、Argonavisとしてそこに””いる””という安心感と信頼感が半端なかったです。キャストではなく、Argonavisというバンドが存在して顕現している。キャストのリアルライブ、何回見ても本当にこういうところが好きだな……と思う。

特に、キャラクターによるグッズ紹介のコーナーは万浬くんを中心に、キャラクターがイキイキしていて生きている……の気持ちになりました。結人がペンライトを消せなかったくだりで、アドリブでぽんぽん会話ができるの、キャストとキャラが同化して溶けあっていないとできないことだろうな…と思います。

「さすが凛生くん」「天才だからな」「…すまん」のやり取り、好きすぎて一生聞いちゃうわよ

Argonavisならではの照明を星に見立てた演出も本当に素敵で、会場でステージ全体が見えていたら星空の中でライブをしているように見えるんだろうなと思いました。

今回のライブはセットリストがめちゃめちゃ良くて、いや、いつもセトリは最高なんだが……Argonavisが出会って、生まれて、みんなでバンドをしてきた歴史が紡がれていると同時に、このコンテンツが今までやってきたことを大事にしてくれるようなセットリストだな……と思いました(ANTHEMはナビステ*1の、Yはアコステツアー*2の系譜だなと)

特にYは、アコステツアーの中で生まれたYポーズが会場内で自然発生していてすごく嬉しかったです。アコステツアーは、Argonavisではなく中の人として各地を回る体でやっていたものだったので、Yポーズは3次元でのものというか、キャラクターであるArgonavisのものではなかったんですよね。これが、リアルライブでファンが自発的にYポーズをして、蓮くんと結人も一緒にしてくれて。2次元と3次元が融合したような感覚でとてもよかったです。

私はArgonavisの曲の中だとStarry lineが一番好きで、「歌っていいと教えてくれたのは君だよ」オバケなんですが(?)

この歌詞のときに蓮くんが結人を見て、結人がグッってサムズアップしてくれて、照明が結人を照らしてくれてたのがめちゃくちゃに最高で最高だ……しか言葉が無かった……

「歌っていいと教えてくれた君」がいるから、今ここにいる……エモすぎる……好きだ

そのあとの流星雨の、蓮くんがひとつの星を手に取って空に返す演出、綺麗すぎてオア~~~~……になってしまった 本当にどこを切り取っても素晴らしく美しい……ありがとう

そして結人のキャラソン…!Shining Rain、めちゃめちゃいい曲なので早く音源にしてくれ~!このまま25人全員分のキャラソン出してくれ~!の気持ちになりました。アコースティックバージョンがあるってことはバンドバージョンもあるんだろ?おい、ジャンプしてみろよ……

里塚のキャラソンでソロがあるってことは結人もあってしかるべきじゃん…とようやくここで気づいたし、札幌での「火花散ル」(ライブ)と構成が似たような感じなのも、北岡Pが考えてセトリ組んでくれたんだろうな……と……(バナチのときアーカイブでSTORMを死ぬほど見てたんですが、同じくらいの時間1:03くらいから結人のソロも始まるので…)

結人の心情を歌ったShining Rainからのスタオバ→JUNCTIONもバチバチに戦ってる感があってかっこよかった…

星がはじまるは、後ろからカメラが入ってくれててアニメのAGAIN演出だ!ってなったし(去年の配信ライブでもAGAINのときはこういう演出があった 最高)すきだなの気持ちになった…

本編最後の曲はゴールライン……。私はこのコンテンツとゴールラインをきっかけに知り合ったので(馴れ初め?)ゴールラインには並々ならぬ感情を抱いているんですけど、最後のサビのところで蓮くんが泣き出して歌えなくなっちゃったところ、何回見てももらい泣きをしてしまう……最初から結構泣いてそうだったので、こちらも見ながらウウウになってたんですが……歌えなくなったボーカルを真っ先に駆け寄って支えるのが結人で、凛生くんと航海くんが歌のフォローをしようとしていて、万浬くんがちゃんと叩かなきゃ!って黙々とドラムを叩いてくれて……

突然のことなのに、キャストがみんなキャラクターでいてくれる、というか咄嗟に出る行動が全部キャラクターに沿ったものなのが、リアルバンドArgonavisの絆であり、キャストとキャラクターがそれぞれ紡いできた絆なんだよな…と思いました。大好きだ…

 

アンコールになって、AAsideとステゴがあって、キャラとしての挨拶があって。

蓮くんの「たくさん立ち止まってきました。これからもきっとそうだと思います。それでも、そのたびに、何度だって歩き出します。」っていう挨拶に、ワッと涙が溢れました…。

蓮くんの言う立ち止まってきたのはバンドのことを指しているんだけど、このタイミングでこの挨拶は、ダブエスのことも含んでいるのかなと思ってしまって。

コンテンツとしても、「アルゴナビス」という作品は立ち止まることはあるかもしれない。それでも、何度だって歩き出しますという、関わってくださるスタッフさんの想いも全部含まれてた上でのMCだったんじゃないかなと思えて……。

ダブエスはサ終することになってしまったけど、それでもARGONAVISが歩みを止めることはない。これからもずっと進み続けていくという決意と誓いを表明してもらえたような挨拶でした。

那由多くんは「俺のやることは変わらねえ。これまでも、これからも。俺たちは先へ行く!GYROAXIAについてきた奴にだけ見える景色を見せてやる。今は迷おうが、立ち止まろうが、いつか踏み出したその一歩が、俺たちの背中に向かっていればそれでいい」なんだよな……

GYROAXIAは立ち止まることを許してくれて、進む先を示してくれる。Argonavisは立ち止まっても、また一緒に歩き出してくれる。それぞれのバンドの違いが、違うけど”そう”で、ありがたい……と思います。

ここでの「リスタート」は誓いで、約束の歌。アルゴナビスというコンテンツが、また新たに歩き出す、新しい一歩を踏み出すための歌なんだなと思いました。

 

その後の発表でプロジェクト名が「from ARGONAVIS」になることやCGライブ、そして新しいアプリゲームが企画中であることが発表されました。

サ終の翌日に次のゲームがご用意されるコンテンツ、ほんとに面白すぎるんだよな……好きだ

私はダブエスが好きだし、毎日楽しく遊んでいたゲームが無くなってしまうことはとても悲しいけど、それでもこのコンテンツはこれからも歩みを止めることをしないんだなと改めて思いました。終わらないことが約束されているコンテンツ、世界で一番信頼できる……。

フロムアルゴナビス、私向けコンテンツだなと思って憚らないので、絶対私の楽しいこととか嬉しいことしかしない……好きだ

調子こきオタクだから、自分の好きな演出とか展開があると「このコンテンツ、私のこと好きだな…?」になるし「世界、もしかして私のために回ってるな…?」になるんですよね……ポジティブマンタロウなので……

Starry Lineの歌詞にあるみたいに、「今の僕ら未来しかない」んですよ……

2022年はもっともっとフロムアルゴナビスが加速していく年になるんだろうな…!とにかく夏にある新作劇場版が……楽しみすぎますね……

 

大好きとこれからもよろしくを込めて…!

本当に素晴らしいライブをありがとうございました…!

 

まだ知らない明日へ

挑み続けていけばいい

走り出そう 掴み取れきっと!

*1:2021年6月に開催されたARGONAVIS the Live stage

*2:2021年春と秋に開催された「アルゴナビス Acoustic Tour 2021 -Spring Session-と-Autumn Session-」