もう少しだけ語彙力のある生活

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Welcome To New Era -GYROAXIA「Freestyle」発売によせて-

GYROAXIAメジャーデビューアルバム「Freestyle」発売おめでとうございます!!!

2月21日放送のナビラジで小笠原さんが、「曲を聞いて何が見えたか文面にしてほしい」と仰っていたので、文章を書くことにします。

俺は小笠原仁に負けたくないので……(何を張り合っているんだ…?)

 

 

#1 Freestyle

 表題曲ですね。いわゆるリード曲で、こちらは狂乱HeyKids!!の山中拓也さんが楽曲提供をしてくださっている曲です。4gamerのインタビューで、プロデュースも全部お願いしたとのことだったので、今までとは関わってくださった方も違うんだろうな~

www.4gamer.net

 

 最初に聞いたとき、歌詞も相まってえっちな曲だ…って思ったんですよね そのときは「感じたまま吐き出すよ Crazy」の部分が「感じたままkiss you braze it」に聞こえていて(難聴)なんちゅうドえっちな歌詞を…と思っていた

 旭那由多ってこういう色気が出せるキャラクターなんだなとちょっと驚いたのを覚えている…まあ実際、色気のある曲なので間違いではないんだが…

 一人称が「僕」の曲ももうあんまり驚かなくなったけど、那由多くんが僕!!って新鮮に思ってしまうよね

 あとf××kとb××chがあって笑ってしまった アルバム「ONE」のときもf××kあってappleミュージックで年齢指定があっておもろかったんだよな

 ジャイロの曲ではあるんだけど、またひとつ新しい顔を見せてくれたな~と思えるような一曲になってるなと…でも那由多くんがどんなことを思ってこの歌詞を書いてるかはわからん……もっと心情的な歌詞が多いと「こうかな?」と思えるんだけど…

 There is nothing we scare. 「怖いもんなんかなんもねえ」とか、I don't feel like losing.「負ける気はしねえ」とか、今までどおりの強気な部分と、「独りで生きていたいの」とか「もう離さないで」とかはちょっと語気が弱い…というか、歌詞の中に緩急があるなと思ったんですよね

 あと「誰より高く Freestyle 燃え尽きるまで はばたくよ fly 照らして」は、ジャノベ*1意識してくださったのかな~とか……私はジャノベの狂信者なので、ジャノベのことを大事にしてくれるの、本当に嬉しい……ありがとう山中さん……

それでも少年は太陽を目指すイカロスのように、歌声の翼を広げる(P.9)

とか、

怒りを目に宿す那由多は、まるで太陽に向かって羽ばたくイカロスだ。

墜落するかもしれないとわかっていても、高みを目指して、飛ぶことしか知らない。

だから……賢汰は那由多を守ろうと思った。

その翼が折れぬように。

太陽にすら勝つほどの、激しい炎の翼で、どこまでも羽ばたいていけるように。(P173)

とか、那由多がイカロスである話はジャノベの中で何度か出てきていて、これはどちらも里塚賢汰視点のモノローグなんですが、那由多くん自身も「羽ばたく」ことについて何か想いがあるのかなあとか… 「燃え尽きるまで羽ばたく」は、蝋で作った翼がなのか、燃えている炎の翼なのか……

「その翼が折れぬように」はジャノベ3章のサブタイトルにもなってるしね…

 

あと「照らして」はIGNITIONの「どんな暗闇も照らすだけ」に通ずる部分があって爆上がりました。後述しますが今回のアルバムは作詞家さんがそれぞれ違うのに「灯す」「明かり」「照らす」「燃やす」という言葉が随所にあって、GYROAXIA――旭那由多が炎のように命を燃やしていること、歌うことで自らの歩くべき未踏の道を照らしていることが歌詞で表現されているんだな…と思えて本当によかったです。

 

FreestyleについてはMVの話もしておこう!


www.youtube.com

めちゃくちゃバンド!!!!!!って感じがして本当に最高最高大好き

二次元コンテンツから生まれたバンドだと、言われなければわからんよな…と思うし、普通にこのバンドかっけ~!ってここから入るファンもいるんじゃないかなあと思う。いてほしい。

MVの見所ポイントは「独りで生きていたいの」あたりの喉をかきむしるところと、ラスサビに入る前、アッキー(Ba.秋谷啓斗)がピックを口にくわえて指弾きしてるんだけど、サビに入るときに口からピック取ってピック弾きに変わるところです。めちゃ良い。

 


 

#2 DANCING PARANOIA

ダンパラ~~~~!!!やっと音源として収録されて嬉しすぎる。

初出は2021年9月のワンマンライブ「火花散ル」で、2022年1月の「始動」ライブでも披露されましたね。もうほんとにずっとフルでいつでも聞けるようにしてほしくて暴れてた(誇張なし)ので、やっとやっと…!って感じです。

聞いた瞬間イントロからライブVerと全然違いすぎてやべえええええ!!ってなった語彙力ゼロか?

イントロっていうか、「Dive!さあLet us get started~」の部分ですね…

だってなんか、いるじゃん…!(?)めちゃくちゃ加工してるからなのか、小さい女の子みたいな声が聞こえるんだけど 違うホラーではない……

音がこもっているというか、こういうのをEDMというのかな……ごめん音楽知識が皆無で……

あと始動のアーカイブ見すぎて真野礼音の「来いよ横浜ァ!!」が無いと物足りない身体になってしまった…

ダンパラはGETTING HIGHとかLIARとかと同じ系統のオラオラ系「俺だぜ」ソング(?)だと思ってるんですけど(?)

歌詞に宇宙要素があったり、哲学っぽいことを言ってるのは涼さんとか礼音くんの影響なのかな~とか。GYROAXIAは恒星と惑星なので……「星ごと踊らせる」はわかり…なんですよね

あんまり使わないような言語野とか超常性とか自己啓発の母体構造とか、そういう語彙が旭那由多の中にあるんだな~……と思った

「居るかも知らねえ神に祈るなら 俺が口火切る導きのSKILL」

「Unwavering faith will make the new world」

で、完全に旭那由多教が開宗したな……と思いました ミューズ… 

筆頭信徒、里塚賢汰じゃん……

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これ和訳したときの私の気持ちがわかるか……?

いや、faithには信念って意味もあるので、揺るぎない信念は~かもしれないんだけど……Google翻訳は信仰って訳したので……

あと「Kick it out!Haterにまとめて見舞う一撃」っていう歌詞があって、Haterのことちゃんと考えてる旭那由多……になってしまった MANIFESTOにも「罵詈雑言」とか「Booing」って歌詞があって、自分が否定されることを理解しているんだな~と思ったんですよね

まあジャイロもポスターびりびりにされたりするもんな……(どのボイドラだったか忘れたがそんなのがあった)

「一目瞭然」じゃなくて「一聴瞭然」なのもほんとに好きだ……

あと、アルゴナビスの歌詞によく「衝動」って歌詞が使われてるんですが(きっと僕らは、可能性あたりかな…?)ここでも衝動出てきて衝動~~!!!になった

ギソロもエグすぎてエグい!!!!!!!!になるしんちさんがんばって~~~!(もうライブで披露してんだよな)

久々にバナチ(ライブ名)のアフタートーク見たんですが、ダンパラで指がゲシュタルト崩壊するって仰ってておあ……(笑)となった サビの後ろでテンテレテテレーレーって鳴ってるギターのフレーズ(伝われ)が超かっこよくて大好き そのフレーズだけ一生流しててほしい

ラスサビの「絶唱」の部分の、「ぜっ」のところで音がピタッと止まるのも本当に本当に大好き……旭那由多の絶唱に、楽器隊の音が静まり返るの、最高だよ~~……

 


#3 Existence

これ以降はフルで聞いたのが今日初めてなので、「どんな光景が浮かぶか」の話ができるわね……

絶対いぐじすたんすはアニメのEDなんですよ!!!一枚絵がPANするタイプの!!!

レンガで作られてる壁があるようなオシャレな街に佇んでる旭那由多が下からPANしていったり、里塚がフランスパンの入った紙袋持ってる絵が流れていく(?)どんなアニメだよ……

で、サビになったら五人揃ってちょっと動いたりする

テロップで「エンディングテーマ Existence 曲:GYROAXIA」って出るやつ…

なんかすごいアニソン感ないですか…?わかるだろこの……エンディングテーマ感……

ギソロの話しよう

ギソロやばくない?これ橋本さん弾くの……??めちゃくちゃ楽しみなんだが……

あと歌詞に英語が多かったのでGoogle翻訳してみたんだけどいぐじすたんすが一番難しかった

I'm coming from nowhere 俺はどこにもいない…みたいな意味?

When they just give me the run around 翻訳かけると「彼らが私に走り回ってくれるとき」なんだけど……う~~ん?

Still looking I'm soul searching まだ自分の魂を探している

just move and grove to my own melody に至ってはgroveが木立って意味らしいんだけど…grooveの誤植か?みたいな……それかgraveの過去形だとすると、graveは墓とか死という意味のようなんですわ…

Existence自体は「存在」という意味なので自分の存在証明について歌った曲なんだろうな~と思う 旭那由多、存在を証明しがち……

でも、今までの曲と違って「俺は俺だ」「俺はここにいる!」っていう宣誓とか強めの言葉よりも、「自問自答繰り返す」とか「絶望砕いて不安に抗ってきた」とか、少し弱い部分を見せてくれているんだな~…と思った

IGNITIONもその片鱗はあったんだけど「いつだってこの情熱と不安を」とか。でもネガティブなワードはほんとにちょっとだけで、どちらかというと旅立ち感が強かった気がして……。

Existenceは、旭那由多が迷って、でもこのままでいいんだ、間違っていないんだって自分自身に言い聞かせるような、自分を鼓舞するような曲だな~と思ったんですよね。

小笠原さんも前述したインタビューで

「ナニモノかなんてどうでもよかった The rest ただ挑んで 挑んで」

の部分を好きだと挙げてらっしゃって。面白いな~と思いました

旭那由多というキャラクター性からして、自分でそう思っていたとしてもくちでは絶対にそんなことは言わないし、でも思っていることは音楽で表現する男なんだよな那由多くんは…

そういう、絶対に言葉にはしないけど心の中にある言葉を曲として表してくれることで、ファンにもGYROAXIAの他のメンバーにも、弱さを見せてくれるんだな…と思って……。絶対初期の那由多くんならこんな歌詞は書かなかっただろうし、GYROAXIAの旭那由多として生きる時間が長くなったことでこういう本心みたいな部分を晒してくれるようになったのかな……

やっぱそれは「信頼」なんですよね…

 

インタビューの中で、

彼の魅力は,暴君でやりたい放題だと見せかけて,実は自由度が低いところだと思うんです。何かを表現するために音楽でしかできない,全然自由じゃないキャラクターだというところが僕はすごく好きなんです。

というお話をされている部分があって、本当にそれ~~~!となったんですが、旭那由多、暴君とか思われているが真面目で不自由な男なんですよね すごく好きだ

くちで何かを伝えることができないから音楽で表現する……わかる……でも小笠原には解釈で負けたくない……(謎の張り合い)

ナニモノの部分で、カバフェスだったか2020のLRフェスだったかで、伊藤昌弘さんが「何者かになりたくて上京してきた」「何者かになりたいんすよ」みたいなことをお話されていて(うろ覚えなので台詞は適当です)そのことを思い出しました。

ナニモノかになってくれ~~~

「挑んで挑んで」の後の「Lighting up the way」は完全にIGNITIONの「どんな暗闇も照らすだけ」にかかっていて、ウーン!好き!になった 私はIGNITIONが大好きなので…

誰も歩いたことのない未踏の道を、旭那由多は歩いて行くんだよ……そしてその照らすのが音楽であり歌なんだ……

最後の最後、「自分自身が信じ続ける限り その灯は消えない」って言ってて好き~~~~!になった(語彙ゼロ)

 


#4 Dawn

Dawnは夜明けという意味なんですが、アサヒナユタが夜明けと冠する歌を歌うの、あまりにもエモすぎませんか……???

これ聞いて浮かんだのはダブエス恒常星4旭那由多変化前です

絶対これ夜明けとか明け方にずっと歌詞書いてて全然歌詞できねえ~みたいなイラついてる歌だな…って思ってしまった(笑)

「breath out 当たり前の願いすら覆われ」のbreath outは「息を吐く」だから、息を吐くことすら覆われてって意味なんだろうな……喘息バレ後の旭那由多の歌詞だ…

さっきも言ったけど、対ファンに対して「旭那由多の弱さ」が露呈するのがすごい嬉しいんですよね…那由多くんだって強いだけじゃないし、悩むことも迷うこともあって、それでも前を向いてついて来いと言ってくれる人なので

そういう旭那由多が、曲として自分の弱さを表現してくれるのが好きだ…になる

多分この曲はダブエスのシークレットライブ後に作った歌なんだろうな~…と思った

 

we can't stand it anymore もう我慢できない

bring back and Don't miss your one chance  チャンスは逃さず、持ち帰れ

we never stay like this 俺たちが(ここに)留まることはない

nobody is getting in my way 誰も邪魔するな

I'm looking for a sunburst 強い日差しを探している

Dawnはまだ和訳できる…気がする……

 

あとこの曲はベース始まりなんだな!となった(最初に鳴ってるのベースですよね…?難聴なので自分が信じられない)

それとギソロがすごいメロディアスなんだ……今回のアルバム4/5ギソロがあって橋本さんの指が取れちゃうんじゃないかと心配しています……

舌打ちも!全体的に旭那由多の鬱屈とか押し込められたモヤモヤした感情を吐き出してるような曲だな~と思ったんですよね

朝焼けの中でずっと歌詞書いたり音作ったりして「できねえ(怒)」みたいな…逆にそういう、曲ができないフラストレーションを歌詞にしたらどうなるのか?的な曲だな~と思って。

だからこの舌打ちも、「できねえ(怒)」の舌打ちなのかな~と

ライブでどうなるのか楽しみだ KAT-TUNのReal Faceみたいにみんなが待ち構える感じになるのかな……ワクワク

KAT-TUNのライブのとき、あの瞬間周りのお姉さんたちがみんな双眼鏡持って亀ちゃんのことガン見するので本当に面白い

舌打ちして♡のうちわ作ろうか…?(絶対嫌がられるだろうな)

一番最後の「押し殺した感情を」のところの歌い方が本当に押し殺した歌い方してて小笠原仁~~~!!!になった 最高だよ

あと最後のdistortionだけメインの音に重なる形で叫び声みたいなのが入ってて良い~~になった… モヤモヤしていて鬱屈はしてるんだけど、最後は藻掻いて叫ぶみたいな…。

旭那由多、生きてんな~~~……

 


#5 NEW ERA

FLOWのTAKEさんの作られた曲!今までのジャイロの曲をものすごい研究してくださったと聞いて、本当に頭が下がる思いになった……

New EraというワードもBRAKE IT DOWNで出ていて、だからASHさんの曲なのかなと思っていたのですが… 本当にありがたい話だ

にゅ~いらはドラム始まりなんですよね… 

このどんどんあーい!絶対ライブでやったら楽しいよ~~~声出したいよ~~!

Welcome To New Era I'm King Of The World

の、ところどころ大文字なのも絶対意図があるんだろうな……ほんとに好きだ

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新時代へようこそ、私は世界の王様です 面白すぎる

絶対意訳だとまた違うんでしょうけど……WITHOUT MEに引き続き、My lifeの次はNew EraにWelcome toされてしまったな…となった

「燃やして 燃やして この魂の火を 歌声響かせ」

「灯して 灯して 心の明かりを」

も前述したとおり旭那由多が歌で命を燃やしていることが書かれていて好きだ…なんですよね

ラップのところは早口すぎるし、曲の中でテンポとか曲調がガラッと変わるので歌うのが難しい曲なんだろうな…と思う

「歌声響かせ」の「せぇ~~~↑↑」で上がるとこめっちゃ好きだ~……

あと「Get set!Go」のとこは喉死ぬ!!!になった 命縮めすぎでは?死ぬな…

I cause a revolution 革命を引き起こすぜ

I take you New Era 新時代に連れてってやる

最後のrevolutionで転調するの好きだな……

 


 

全体を通して、GYROAXIA…というか旭那由多の新しい顔が見られた5曲だったな…と思いました。旭那由多が成長しないわけないんだよな!!というアルバムだったな~

小笠原さんがインタビューとかナビラジでお話されていた通り、楽曲ストーリーとか、何かのために作られた曲ではない曲なので、それぞれの曲がどういう時期に、どんな風に作られたのか、旭那由多が何を考えているのかを知る手がかりになったかな… 私は旭那由多のことがなんにもわからないので……キャラクターの解釈をより深く考えられるようなアルバムだった…

私は音楽的な素養がなんもないので、音楽として楽しむというより、旭那由多の考えを歌詞で知りたい、みたいな楽しみ方をしていて… 

いや、もちろんこの曲好きだ!にもなるんですが

なので歌詞カードが見られるのは本当に楽しいんですよね 歌詞カード、旭那由多攻略ブックじゃん(?)

キャストによるライブも大好きなので、これらの5曲がどんな風にライブで披露されるのか、めちゃくちゃ楽しみだなー!!と思いました。(ダンパラはもう披露されてるけど…)

あと以前小笠原さんがオリコン1位を取りたいと話されていたので、取って欲しいんですよね……1位……メジャーデビューだしね……自分でも無理のない範囲で購入はしましたが、新規客を取り込みたいよな…という気持ちで布教パワーポイントを作りました

私はパワーポイント芸人なので……

あとあわよくばシークレットライブに参加したいのでシリアルが欲しかった

シクレライブ、FC限定とかでいいから後で映像とか出してくれないかな……現地参加できれば一番いいけどさ~~行きたいよ~~!!

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生産限定盤にはバナチ(ライブ名)のブルーレイもついてたので、今日はバナチの記憶も得たんですが、改めて本当にいいライブだったな……と思い出しました。

前書いたバナチのブログも置いておくか

何回聞いてもSTORMが大好きだし、私は渡辺拓也が大好きだよ……になった

zu-kax.hatenablog.com

 

 

新しいGYROAXIAの幕開け、これからも活躍を楽しみにしています!!!

 

 

*1:ノベル「目醒めの王者」私の聖典