もう少しだけ語彙力のある生活

ツイッターですごいとやばいしか言わないオタクのはなし

終わりはまだ見えないよ-from ARGONAVIS 1st LIVE 始動を終えて-

2022年1月2日、パシフィコ横浜にて開催された「ARGONAVIS LIVE 2022 COVER FESTIVAL mini」(以下、カバフェス/一部)と「from ARGONAVIS 1st LIVE 始動」(以下、始動/二部)に参加してきました。

プロジェクト名を「ARGONAVIS from BanG!Dream」から「from ARGONAVIS」に変更して最初のライブ、そして全5バンドのボーカルが揃う初めてのライブとのことで、とても期待して行ってきました。

 

結論から言います!!!

め~~~~~~~ちゃくちゃ最高だった

アルゴナビスとかいうコンテンツ、本当に最高を超えてくることしか知らん……天元突破か?

細かい感想は別の方にお任せすることにして、個人的にすげえな……と思ったのは「没入感」です。

前述のとおり今回は全5バンドのボーカルが揃ったので、キャストがバンドとしても活動しているArgonavis、GYROAXIAのほかに、アプリ発の3バンド、Fantôme Iris、風神RIZING!、εpsilonΦもすべて参加ということになりました。

アルゴナ・ジャイロはキャスト全員がバンドとしてやっているので、全員揃うんですが、他の3バンドはボーカルだけ参加ということで、どういう風にライブするんだろうな~とワクワクしていたんです。

以前のLRフェス2020のときは、ファントムがサポートメンバー全員揃っていて、フウライとイプシは収録された音を流してそれに合わせて歌うという形式だったので。

昨年の10月のカバフェスでは、フウライのドラム(岬くん)だけサポートで登場という形で、今回も選抜で何人かサポートが来るのかな?と思っていたら、会場にドラムセットが5つ置いてありまして……

一部のときの席は斜めから会場見る形だったので、5つとは確信できなかったんだけど、なんかドラムいっぱいあるな???みたいな感じで…

結局のところ、全5バンド25人が揃ったんですよ……。全部生音で、全部がちゃんと「バンドの音」としてライブをしてくれていて……いやこれほんとにすごいことですよ…

あれだけの技術がある音楽家の方々を、ちゃんと「キャラクター」に仕上げて見せてくれるのがすごいな… っていうかイプシの顔面がもう「それ」すぎて…何……?どっからそんな顔が同じ人を見つけてくるんだ……?

 

没入感の話に戻りますね。

全部のバンドが全員揃っているっていう状態なので本当にそこに””””いる””””感がものすごくって。バンドのメンバーがいる!!!私の知っているフウライが、イプシがいる!!!ってなって。ファントムは何度かライブをしているので、「いる」のはわかってるんですが、今回初めてそろったフウライとイプシの再現度がえげつなくて最高に最高だった(語彙力)

二部の始動はフウライからスタートだったんですが、全然知らない初披露の曲でもものすごい盛り上げてくれる、めちゃくちゃ「楽しい!」を伝染していくパフォーマンスでした。

アプリ「AAside」でも何度もフウライは「楽しい!」ことが一番大事で、来てくれたお客さんに楽しんでもらうために歌う・ライブをする、っていう描かれ方が徹底していたんですね。楽しくなければフウライじゃない、っていうエピソードもあったりして。

だから、声が出せなくても手拍子やジャンプでどんどん盛り上がって、会場全体が「楽しい!!!!」に染まっていくあの空間は、私にとっては「アプリで見た風神RIZING!のライブの光景」でした。

私自身がダブエスの中に出てきた、”LRフェスに参加していた観客のひとり”になったような感覚。バンドがそこに”在る”。私が、アルゴナビスの世界の登場人物のひとりになったような感覚があり、本当に本当に言葉にできないくらい幸せな空間でした。それこそが没入感なんだろうな、と…。

私個人としてはGYROAXIAのファンなので、ジャイロが一番楽しみだったのですが、多分「LRフェスに参加していたジャイロのファン」は、トップバッターに出てきたフウライのパフォーマンスにきっと「なんかよくわかんないけど楽しい!」って気持ちになったんだろうな、と思ったんですよね。

なんかよくわかんないけど、は新曲がたくさんあったので、知っている曲じゃないけどこんなに盛り上がれるんだ!っていう意味も含めて。

そういう意味でも、フウライのパフォーマンスですでに汗だくになって、めちゃくちゃ楽しい!!!!って思っていること自体が、フウライが存在しているんだ!って思えて本当に最高の体験でした。

これ声出せなかったからこの程度だったけど、コーレスできたら絶対めちゃくちゃ楽しいでしょ~~~~~~声出してえええ~~~~!!!

フウライの後のイプシは、打って変わって内向きの、自分たちしか要らない、みたいな世界で……なんて表現していいかわかんないけど、「不協和音」ってこういうこと!!みたいなライブでした。

特に今回は遥役の梶原岳人さんが初参加だったので、め~~~ちゃくちゃ最高で(最高しか言わねえ)

ガクトカジワラが歌が超絶上手いことはわかりきってるし私はガクトカジワラの歌声が前々から大好きなので、ただ歌ってくれるだけで大満足なんですが、二条遥として歌ってくれていたので、すご・・・・・・・・になっちゃったんですよね

榊原さんの歌が上手いことも周知の事実なので、歌うま×歌うまの相乗効果、やばすぎんか……?になってしまった いやほんと……すごすぎる……

イプシのバンストで紫夕くんと遥くんの話があったので、それを経た上でのツインボーカルがものすごい解像度というか……ツインボーカルの良さやエモさを存分に見せてくれるパフォーマンスだったなと思いました。

榊原さんの曲間の笑い声が超絶宇治川紫夕で、本当に本当に最の高だった

今回初披露された「オルトロス」は、二条遥が双子の弟の二条奏の存在に関して苦悩する様子が描かれている曲だったのですが、遥くんがものすごく苦しそうに絞り出すみたいに歌うのに対して、紫夕くんはすっごく楽しそうにニコニコしながらルンルン歌ってて、それがまじで地獄の様相で最高でした(?)大好きなんだが…

榊原さんの他人を嘲笑う笑い声がほんと~~にほんと~~に宇治川紫夕で、聞いててゾクッとしちゃったんですよね……すごい……歌っていないときの所作や振る舞い、表情まで全部宇治川紫夕で、憑依型だ……となりました。

声優さんのライブや、音楽系コンテンツのイベントには何度か参加したことがあるのですが、ここまで「作品の中のファン」と一体化できる、没入できる空間って初めてじゃないかなと思えたことがすごく嬉しくて。同時にアルゴナビスってすげえな…という気持ちになりました。

 

ダブエスがサ終することもあるのか、映像でダブエスのカードイラストがバンバン出るのが本当に景気良くて最高だった……アルゴナビスフロムバンドリダブルエーサイド、はちゃめちゃに絵がうまい…

ジャイロだけ旭那由多くんオンリーお着替え衣装シリーズで面白かったが…(?)

ダブエスのこと大事にしてくれてるんだな…って思えてほんとに嬉しかったなあ

あと後ろの映像が、リリックビデオみたいに歌詞がいっぱい出てきて、古のボカロ厨なのでブチ上がってしまった…え~~ほんとに最高

アーカイブ見たらあんまり映ってなくてエ~ンになっちゃったけど…現地だけの特権なんだな~……ほんとにこういう演出大好きだから今後もリリビいっぱい出して欲しい…

後ろの映像で言うとスタリラが優勝してたんですが……まだアーカイブ全部確認してないんだけどあれも配信では抜かれていない…のか…?

後ろの映像の定点カメラが欲しいな……

 

コロナ禍になってから、イベントがなかなか開催されなくなって、最近は配信と現地の併用でのライブ・イベント開催が多くなってきていると思います。

特にアルゴナビスに関してはほぼほぼ現地イベントと同時に映像の配信が用意されていて、とてもありがたい限り……アーカイブで記憶が補完できるので…

遠方に住んでいる方や海外の方も一緒に楽しむことができるので、現地イベントと映像配信の併用は今後も主流になっていくのかなあ……個人的にはアーカイブがあるのがありがたいので、併用にしてもらえるととても嬉しい…。収益的にもアルゴナビスは海外のファンがいるので、配信収入もあるんじゃないかなあ~……そういうのが知りたいので(株)ナビスの株を買いたいんですが……???

 

今までは現地参加しか選択肢が無かったけど、配信があると、現地参加と配信をみる・現地だけ見る・配信だけ見るという、新しい選択肢が増えたなと思います。

私は地方に住んでいるので、イベントに参加するときは交通費や宿泊費が必ずかかっていて、現地に行くときはチケット代のほかに色々な経費が発生するわけで、だとしても現地で見たいという付加価値とかメリットがあるからそれを選ぶんだろうなと感じました。

上で述べた通り、現地でしか見れない映像とか、配信では映ってない推しの一挙手一投足とか、会場の空気とか音とか…。

バンドコンテンツは、「生音」が圧倒的に強いと思うので、会場でしか感じられない音が絶対にあると思うんですよね。生バンドの耳がキーンってなる感じは、配信では得られないものだなと思います。

久々に現地のライブに参加して、音だけじゃなくて匂いとか、会場の一体感とか、五感全部で音楽を感じている!と思えることが本当に幸せでした。ファントムのときに出てたスモークがわたあめみたいな匂いがして、おお……となったんですよね…

フウライのジャンプ曲とか、バンザイとか、動きを求められる曲も、パソコンの前でジャンプすることはあんまりないかな…と。(してる人はもちろんいると思うんですが)あれは会場でしか感じられない感覚なんだと思います。

コーレスができたら絶対私は現地一択なんですが…(コーレスで騒ぎたいオタクなので…)

バナチのときは席が超絶後ろだったので、家で配信見てたほうが良かったのでは?と思った瞬間もあったのですが、現地には現地の良さがあって、配信には配信の良さがあるんですよね

そういうメリット・デメリットを取捨選択して、どちらが最適かを選ぶことができるのもありがたいなと思います。そもそも選択肢を用意されてるのがありがたい話ですわ…

現地でめちゃくちゃキンブレ振って翌日キンブレによる筋肉痛になるのが久々で、うわ~~~この痛み……!久しぶり…!となって幸せになったのであった…

ちょっと前までは毎週のようにキンブレ痛になっていたのだが……わ~ん早くコーレスしたい騒ぎたい

 

現地に行くメリットと言えば、今回はフラスタ出すのがOKだったので、いっぱいフラスタ出てて良かったですね……!!!!

お花がいっぱいある会場久しぶりだ~~ってウキウキしちゃった

私も僭越ながらお花を出させていただいたのですが…!アルゴナビスにハマってから初めてお花出す機会に恵まれたので、やっと出せるわ~~~!!!となりました

札束で叩く!!!

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そもそも年始早々だったので、お仕事をしてくれるお花屋さんがあるんか…!?となったんですが、以前お願いしたBlendaさんにお伺いしたら「年始期間で休みなのですが、お声掛けいただけるのならばお引き受けできます」と言っていただきまして…(優しい)

年末年始は生花市場が閉まってしまうので、生花はほとんど使わずにアーティシャルフラワー(造花)メインで作っていただきました。

以前お願いしたときも動画を送りつけて見ていただいたんですが、今回もYouTubeに上がってるジャイロのリアルライブ映像を送りつけて、この人達に贈りたいので…とお伝えしたら、動画を見たイメージで作ってくださいました…(優しすぎる)

一応資料としてキャラクターのプロフィールページもお送りしたんですが、私がお送りしたもの以上にたくさん調べてくださってて頭が下がりました……好きだ

 

ライブ当日、一部ではお花が多すぎて重ねて配置されていたりしてちょっと残念だったのですが、二部ではちゃんと全部見れるように配置してくださっていて嬉しかったです…!ライブが終わったあとお花屋さんに御礼のメールをお送りしたのですが、

この度はありがとうございました。
お花、喜んで頂けて何よりです。
当日、お花が沢山出ていて配置によっては重ねて並べられてしまって見えないお花も出ているとTwitterであとから知りました。
その声が運営様にも届いたようで夜の部では、見えるように並べ代えられていたという事で良かったなと安心致しました。
お花の配置は現地スタッフ様におまかせで花屋は置き場所を選べないので今回はたまたま見える位置に配置されたようですが、場合によっては見えない位置にされることも多くいつも配置の件については問題があるなぁと感じていました。
この問題は皆さんがTwitterで提議して下さったことで改善できたと思うので納品する花屋としても、良かったなぁと感じました。

とお返事があり、なるほど…となりました。私のお花は一部でもちゃんと見える場所に置いてあったのですが、重ねて見えなくなってたら悲しいな…となっていたと思うので…。

というかお花屋さんに私のツイッターも見られてるのかもしれねえと思ったらヒヤヒヤしました 怖

当日、お花の近くでフォロワーとお喋りしてたんですが、通りがかって写真撮ってくれる人たちが「降参を失った辞書……笑」「俺の辞書に降参などないだから?笑」って言ってて面白かったです!(笑)

 

始動ライブのアンコールの曲、「AAside」かなと思っていたけど「ゴールライン」だったのも良かったな……

伊藤さんが「AAsideを封印するというわけではないです」と言ってくれたことも嬉しくて。

ゴールラインは、歌詞に

「そうだ 今がゴールじゃないんだよ

 風はまだ強く吹いている

 きっと答えを探し続けて ここまで来たんだろう?

 終わりはまだ見えないよ 見えないよ

 今また 始まろう」

ってあるんですよね……「from ARGONAVIS」というコンテンツにとっての「1st LIVE-始動-」で「今また始まろう」はエモーショナルが過ぎる……

ダブエスのサ終があっても、アルゴナビスというコンテンツはこれからもどんどん進んでいくんだなと改めて思えたライブで、本当に最高の時間でした。

やっぱ現地参加するライブは最高なんだよな~~~~!!!

2022年最高のスタートを切れたので、今年も楽しくオタクをしようと思いました。

おしまい。