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そろそろ嫌いにさせてくれ-Nobuhiko Okamoto 10th Anniversary Live Tour 「ノブジュー」を終えて- 

7月17日に開催された『Kiramune Presents Nobuhiko Okamoto 10th Anniversary Live Tour 「ノブジュー」』東京公演1日目に参加してきました。

 

※セットリスト・演出に言及しているため、ネタバレを気にする方はご注意ください。

 

このブログはいつだって自分向けなんですけど、今回は自分の「好き」をちゃんと再確認するために書いておきたいなと思います。

10周年ですってよ、長いようであっという間だねえ。

私がアーティスト岡本信彦に出会ったのは2014年に横浜アリーナで開催された5周年のキラフェス2014でした。(声優岡本信彦に出会ったのは夢色パティシエールの樫野真くんである。wiki見たら2010年放送だった…でもゴーストハントも見てたし声は聞いてたんだよな)

私は土曜日だけの参加で、公演時間が長すぎてアンコールの途中で新横浜駅ダッシュしたのを覚えています。初めて見たのぶくんのパフォーマンスにすごく心を打たれて、がんばってるな、応援したいな…お小遣いをあげたいな……と思いながら、新横浜で新幹線に飛び乗って、デッキに立ちながら姉と妹にガラケーで「岡本信彦、愛おしい」というメールを送ったことを今でも鮮明に覚えています。

それからのぶのソロライに行くようになって、お手紙を頻繁に送るようになって……私は10年間応援していたわけではないけど、まあ四捨五入すれば10年くらいアーティスト岡本信彦を見てきたんだなあと感慨深いです。

2020年に週刊誌に写真を撮られて、今までいたファンの人たちがなんとなく離れて行ったなあ……という感覚は肌で感じていて。

私自身も、応援する気持ちに変わりは無かったけど、やっぱり今までと同じような純粋な気持ちではいられなくなっちゃったな、ということはここ数年感じていました。

zu-kax.hatenablog.com

 

こんなことを書いておきながらな……

他のジャンルにハマったり、同人活動に精を出すことになったりして、岡本信彦を推すという行為からかなり離れていたなあと改めて思います。

それでも2020年は毎月事務所にお手紙を送っていた…偉すぎ……?

2021年からは忙しさにかまけてお手紙も送らなくなって、ライブやイベントがあってもプレボも無くなっちゃったのでなかなか出す機会も減ってしまって…というか、イベントに参加する機会が少なくなったのであんまり書くことも無くなっちゃったのもある。

そもそも私はアーティスト岡本信彦を応援していたので、出ているアニメを全部見ているわけでも無く、本人名義で出演しているラジオやインターネット番組を網羅しているわけでも無いので、Kiramuneでの活動が無いとほんとに岡本を見る機会が無いんだよな……それは推しと呼んでいいのか?という葛藤もあり…。

コロナ禍になって特に、インターネットの配信番組やSNSに力を入れているなあというのと、若いお客さんを取り込もうとしているんだろうなあというのをひしひしと感じました。そういう戦略なのかなあと。

不倫報道で離れていったファンの多くはどちらかというと年齢層高めの方で、のぶファンというと落ち着いたふわふわしたお姉さんというイメージが強かったんですが、そういう方々が軒並みいなくなったなあという印象があって…。これは私の肌感でしかないですけど…。その後からファンになった方は中高生とか学生の人が多いのと、岡本信彦YouTubeで知ったとか、SNSで追いかけている人が多いなあというイメージでした。(完全に私の印象なので根拠はない)

インスタライブとか見てても、コメントの内容が若い子だなあ~~というイメージが多くて……。

だからこそ余計に、私自身が岡本信彦のファンというターゲット層から乖離してきたのかなあということをよく思うようになりました。インスタライブもスペースも、がんばって追いかけようと思っているけどもなかなか時間が合わなかったり、SNSの更新についていけなくなったりね……。LINEブログも毎日更新されるのは知りつつも、通知をスッとする日が多くなっている。

ここ数年ほんとに意地で推しているなあという気持ちが強くて、そろそろ私も離れどきなのかなあと思っていて。いわゆる担降りというやつ…。

不倫報道のあとのニコ生かブログかで、岡本自身が「推し変してしまって構わない」と言っていたのがずっと心に残っているんですよね。そのときは「そんな簡単に推し変できるわけない」って非難を浴びていたけども…。本人が言うんだから別に推し変しても構わないんだろうなと思うし、許されているので推し変をしてしまってもいいんだよなあ~という気持ちがあって。いや、本人は推していてくれと思っているのかもしれないけど…。

私のツイッターのbio、もう5年くらい前からずっと「推しは白、すぱ~くるちゃんは孫」なんですよね。岡本信彦が推しです、と言い続けていていいのかなあという気持ちはここ数年もやもやと感じていて……でもだからと言って他の人を推しと呼ぶのは、そこまで超好き!ってわけでもないしなあ~~とかもごもごしてて。

ちょうど最近別の方のお渡し会に行く機会があって、すごく素敵な時間だったし楽しかったけど、周りの人はこの方が推しなんだなあ~と思ったんですよね。私は推しと呼ぶには自分のレベルがまだまだ低いわ…と思って じゃあ岡本を推しと呼ぶにはレベルは低くないんか??という気持ちもあり……難しい~~

 

ノブジューは、2020年以来、久々にのぶを見る現場でした。

最後に生身の岡本信彦を見たのが2020年1月だったので(しかも私がイベント行った日に不倫したのである 草)2年ぶり……怖

何度も見る機会はあったと思うんだけど、コロナ禍だったこともあってなかなか現場には足を運べず……そもそもアニメのイベントとかはそこまで頻繁に参加していなかったですしね。

これが最後になるのかなあ、と思ったり、でもやっぱり好きだなと思わせて欲しかったんだよな FFTのライビュを見て好きだなあと思ったので……。

 

そんなこんなでようやくノブジューの感想なんですけど

あいつ頭おかしくない?

終わったあとの私の第一声「頭おかしいだろ」だったので……

本人が「人体実験」と呼ぶライブなので相当ヤバいんだろうなと思ってたんですけど思っていたよりも100倍はヤバかったよ

第1部が終わってアンコールの呼び込みをするときは開演から1時間半が経ったくらいで、愛知公演は終了まで3時間くらいあったので、(愛知公演の時間を見て日帰りしようと思ってたけど急遽泊まることにした)「あれ?アンコールが1時間半あるのか?」と思ったんですけどアンコールじゃなくて第2部が始まるんですよ おかしすぎる

しかも「10周年なので全曲やります!」にハ??????????となってしまった

そう、岡本信彦がライブを第1部第2部と分けることを我々はのぶ大*1で知っていたはずなんだ……周年だから全曲やりたい!も5周年の「DREAM GATE」で身を持って知っていたはずなんだ……

5周年のときは全46曲ですけど、10周年は約60曲ですからね。頭おかしいだろと言いたくもなる

第1部は事前にファンから回答のあった楽曲アンケートで人気だった曲を中心にしたセットリストで、第2部はそれ以外の曲をすべて……ほんとにすべて、歌って踊ったんですよね…。

「せっかく来てくれるのならみんなに喜んでほしい、楽しんでほしいという想いがある」とMCで話していたけど、そう思っていたとしても、それを実現するアーティストがどれだけいるだろうか…。

そのアーティストのワガママに全力で応えてくれるスタッフやダンサーがきちんといてくれるのもKiramuneなんだよな…と思って。福利厚生よすぎ~~~一生ついていく

頭おかしいだろ、と思いつつも、私が好きな岡本信彦はそういえばこういう人だったなあと改めて再確認したのでした。

ファンからのリクエスト曲を歌うのもファンに楽しんでほしいからだし、全曲歌うのも、リクエストであぶれちゃった曲を好きな人のためだよなと思って。写真撮影タイムがあるのも、広報的な意味合いもあるだろうけど、岡本信彦を撮りたい!というファンの願いに応えてくれるものなんだよな。

全部の曲を全力で歌って、踊って、ああ、私の好きな人は、私の推しは、こういう人だったなと思い出しました。

みんなの近くに行きたいからと言って会場中を練り歩いたり、踊っているとみんなが喜んでくれるからと言ってダンスをがんばってくれたり、お渡し会でファンの声が小さくて聞こえなかったら屈んで耳を近づけてくれる人なんだよな。

MCで「僕がみんなに差し出せるのものは体力だけ」と笑っていたけど、その対価に私は何を返せるんだろうなと思いました。というかいい歳なんだから体力を差し出すんじゃない。終わった直後にスペースやってたのも聞きながらキレていた。休め💢

2部の全曲パフォーマンスは、パートごとで過去に着ていた衣装で出てきてくれて、ああこれはキラフェスのときのだな、とか、ソロライのあのときの衣装だなと思い出が蘇ってきてめちゃくちゃエモかったです。

あと早着替えが本当にすごかった 衣装も今回に合わせて改良したのかなと思うけど、あっという間に次の衣装に着替えてて本当に休め……と思った

絶対水飲んでないでしょ……休め休め休め~~~~!!!

ひとりでステージに立ち続けるって、誰にも任せられないから大変なんだな…

朧月のときの和っぽいアレンジとかもめちゃくちゃよかったし、いつもとは違うアレンジでメドレーになっているのが良~~~~!!になりながら見ました。 

最後の最後の「未来スケッチ」と「思い出ミュージアム」は涙なしでは見れなくて……

思い出ミュージアムの演出が本当に最高すぎるんだよな~~なにあれ天才すぎる

紗幕の演出はのぶ大のときもやってたけど、美術館のひとつひとつの展示が過去のライブの場面写になってて……途中映像も動いて……ってとにかく本当に懐かしくて、ああ~~このライブ見に行ったなとか、このとき見てたなとか、今まで自分が応援してきた時間をしみじみ思い出せてくれるような演出でした。

推していて良いのかなとか、推しと呼んでいいのかなとか、私はもうターゲット層では無いのかなと思っていたのが、ノブジューで全部無くなって、今までずっと応援してくれてありがとう、が伝わってくるライブだったんですよ。

私、ちゃんとターゲットじゃん!!!!ってか、今までずっと応援してきた古参のためのライブじゃん!!!って思えて。

出逢ってからずっと、応援してきて良かったな、諦めないでよかったなと思わせてくれました。ノブジューはそういうライブだったよ……。

あとMCで気づいたんですけどノブジューはのぶ10とのぶ充をかけてるんだよな…

久々ののぶ充だったわ

MCでのぶが「推していてよかったと思ってもらえるような何かを持って帰ってほしい」と言っていた言葉に、胸がいっぱいになったよ

推していてよかったよ……

久々ののぶのライブは、やっぱり好きだなと再確認するライブでした。

推し変はまだしないでおいてやるわ…… めっちゃ上からやんけ

なんか、推しってなんなんだろうな~って思うことが結構あったんだけど、全部を追いかけなくても、LINEブログの通知を後で見よ…ってスッとして一生見なくても、この人が好きだなって思うのが推しなんだなと私は思うわけですよ

Kiramuneの応援するアーティスト、今年はSparQlewなんですけど、誰が何と言おうと私が推しと言えば私の推しはこの人なんですよ……来年は岡本信彦にするからな…

 

ちゃっちゃと嫌いになれればこんな推してていいのかな…とうじうじしなくて済むのにな、と思いました。本当にそろそろ嫌いにさせてくれ

これから先もツイッターのbioは変わらないし、推しは誰ですかと聞かれたら「岡本信彦です」と答えると思います。

以上です。

 

最最強のときの写真

写真撮るターンのとき、スマホ充電してたからなのか端末が熱いのでカメラが起動できません!って出てきてウソ~~こんなときに~~!?となったのですがちゃんと撮れてよかったです 

これは私を指差してる写真よ(強力な幻覚)

 

 

*1:Kiramune Presents Nobuhiko Okamoto Live Tour 2019“NOBU'S GREAT ADVENTURE”、意味が「のぶの大冒険」略してのぶ大