もう少しだけ語彙力のある生活

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推しが結婚していたことがわかったのでお気持ちを表明してみる

2020年3月21日、私の推しである岡本信彦が結婚していたことが報道されました。

結婚していただけではなく、妻帯者の身で派遣型マッサージを利用し、女性とラブホテルに行ったこともあわせて、記事として掲載されています。

私はこのブログを、普段一言か二言で片付けてしまう言葉をきちんと整理するために作りました。「推しが結婚していた」「推しがデリヘルを使っていた」*1ということを文字としてきちんと整理するために、お気持ちを表明してみようと思います。

こんな機会はたぶん生きてて二度とないんじゃないかと思うので、こうして文字にしてみたいと思いました。

 

  •  まずはじめに

岡本信彦の今回の報道で、怒った人・悲しいと思った人・ファンを辞めたいと思った人、いろいろな感情を持った人がいると思います。それは、それぞれの気持ちだから大事にしてほしいです。私は他者の感情を否定するつもりも、そんな権利も無いし、私自身の気持ちを押し付けるつもりもありません。

・なのでこの文章も、「こういう風に思う人もいるんだ」という娯楽のために読んで欲しいです。これを読んでどうしてほしいという希望はありません。

・私が岡本信彦に対して望むのは、ただ健康に生きていることだけです。だから今回のことに対して呆れはあっても怒りは無いし、これからもファンは続けていきたいと思っています。

 

 気持ちを整理するにあたって、私が岡本信彦を推しとした経緯を話しておく必要があるので、少し書いてみます。

読みたくない方は次の項目まで飛ばしてください。

岡本信彦という声優の存在を知ったのは、アニメ「夢色パティシエ―ル」の樫野から。2009年のアニメなので、彼のことを知ってもう10年以上が経とうとしています。

明確に推そうと思ったきっかけは、キラフェス2014に参加してからです。初めて参加したキラフェスの舞台で、懸命にパフォーマンスする姿を見て、頑張っているな…!と応援したくなったのがきっかけでした。

それからKiramuneの活動だけでなく、折々のお渡し会やリリイベなどの接近戦、アニメ関係のイベントにちらほら参加しつつ、毎回手紙をしたためて渡すくらいの推し方をしていました。

ガチ恋では無かったのですが、「のぶくんが通う小学校の近所にある駄菓子屋のおばあちゃん」みたいな立ち位置で応援していました。(意味がわからないと思うんですけど私もわからないので安心してください)

岡本信彦と恋仲になれると思うほど自分に自信は無かったけれど、彼のいる世界で生きていたいと思っています。冒頭のただ生きていてくれればいいというのはそういう意味でもあるんですけど、自分の立ち位置が意味不明なのは自分でもよく理解しています…。

ちなみに86年声優野郎イベントも昼夜参加していました!!!(笑っちゃうので後述します)

 

  • 結婚していたことについて

・今回の報道は大きく分けて2つ、岡本信彦が「結婚していたこと」と「デリヘルを使っていたこと」という情報があるので、整理するためにも、情報を切り分けて書いてみたいと思います。

・個人的には声優さんや俳優さんの恋愛や結婚は否定しません。芸能に身を置いている方々にもプライベートはあって、その時間を自分の自由に使うことに対しては(法を犯さなければですが)ファンが口出しすべきことではないと思うからです。

・もちろん、アイドル売りをしている方々が「ファンに夢を与える仕事にしているのであれば、恋愛や結婚はファンを裏切る行為だ」というご意見をお持ちであることはとても素晴らしいお考えだと思いますし、プロ意識が高いと思います。

・けれど、だからといって恋愛や結婚をする方がプロ意識が低いとは思いません。それはそれぞれの方の感じ方や考え方で「芸能人」「有名人」「アイドル」「声優」…という職業に対し向き合っている結果だと思うからです。

・また、「芸能に身を置く方」が前述した「恋愛や結婚はファンを裏切る行為だ」と思われることはあっても、ファンがその意見を持って該当の方々に対し批判することは違うのでは、とも思っています。

・もう一度確認しますが、これは私の意見ですので、今この文章を読んでいる方の意見を否定するものではありません。あなたがどうお考えになるかは、あなただけが決めて良いと思います。

 

・話を戻します。岡本信彦は、奥方である大亀あすかさんと2年ほど前に結婚されていたそうです。お二人の間でどのような相談がされたかは想像しかできませんが、大亀さんのツイートを見る限り、「仕事とプライベートは切り離していた」のでしょう。

・だから、それぞれのファンに対し、結婚について報告することはしなかった。

・この判断について、私が何か言う立場にはありません。お二人の間でどうすべきか話しあって「公表しない」という結論に至ったのであれば、それがお二人の回答だったのだと思います。

・ファン心理としては、こういった報道で発覚するのであればご自身から聞きたかったという気持ちもあるのですが、「仕事とプライベートは切り離していた」というお二人であれば、その理由もわかります。

・私個人の感想を言うのであれば、正直結婚している男は興奮するので家族の話をどんどんさらけ出していっていただきたいのですが、多分前述のとおり岡本信彦は「仕事とプライベートは切り離して」いく男だと思うので、大亀さんに作ってもらった御飯の話とか、寝坊しそうになったけど奥さんに起こしてもらえたとかいうほんわか夫婦エピソードは聞けそうになさそうで非常に残念だなあと思っています。(これを機にシフトチェンジしてきたらそれはそれで面白い)

 

  • デリヘルを使っていたことについて

・妻帯者でありながらデリヘルを使っていたことについて、正直笑ってしまいました。岡本信彦、性欲あるんだ!!!!って感じ いや彼も三十を超えた男なので当然そういう行為は必要としているんだろうけど、奥さんだけで満足しろよ!!!wwwwって思ってしまった

・お互いに忙しい方々なのですれ違っていたのかなあという想像しかできませんが、不倫は許されることではありません。

・86年野郎のイベント、確か20時くらいに終わったはずなんですけど、そのあと2Hで一発かまして、また逢坂さんと松岡さんと合流して飲むのめちゃくちゃすごくないですか!?どんだけ時間の使い方上手なんだよ!!(笑)

・その日のラインブログには逢坂さん・松岡さんと飲んだよ!って載せてたと思うので、なんか逆にすげえな~って思います。

・前述したとおり私は恋愛や結婚には反対していないので、岡本信彦が結婚してなければどんだけハメ外そうが、どんだけ女を囲っていようが、一日何回セックスしようがまったく気にしないのですが、奥さんがいる身でそれをやっちゃ絶対ダメだと思うんですよね

・しかも報道されたのは1月26日だけでしたけど、この隙間時間の使い方の上手さは常習犯だと思うんですよ 報道されて無いだけでデリヘル使いまくってたでしょ…めちゃくちゃ面白くない……?私の推しデリヘル使ってるんだけど……

・と、まあ不倫については色々思うところはありますが、いちファンの私は岡本信彦に対してダメだなあ~と感想を持つことだけで、彼を否定したり彼自身に意見を言う立場には無いです。岡本信彦の奥さんは大亀あすかさんただひとりであって、彼の不貞に対し意見を言えるのは彼女だけだと思うので。

・ブログで、「当然ながらとても呆れられました」「これからを許してもらえるのならば」という文章があったので、呆れられたけど離婚までは至ってないんだろうなあと思うし、願わくば許してもらえるといいなあと思っています…。推しには幸せでいて欲しいと思うのです……っていうか奴の健康・体調管理は奥さんにやってもらわないと絶対早死にすると思うので……愛想尽かしたい気持ちはわからないでもないし、私が結婚してて旦那さんがデリヘル使ったらその時点で離婚を切り出すと思いますが……。

岡本信彦を許せるのは大亀あすかさんだけで、ファンや周りの人間が許すとか許さないとかいう権利は持っていないと思います。

・この件で実のお母さんにめちゃくちゃ怒られてるんだろうなあ 怒られてくれ 頼む もう二度とデリヘルは使わないでくれ……というか不貞は働かないでくださいお願いします 私は推しにがっかりしたくないので

  

  •  まとめ

・今回の報道を受けて、ショックが無かったと言えば嘘になります。私は岡本信彦という人間の綺麗な部分だけを見ていたかったので、一気に人間くさくなっちゃったなあ~と思いました。結婚していた、っていう報道だけだったらもっと幸せいっぱいハッピー!って感じだったんでしょうけどね~

・もちろん、彼の人間くさい部分を知っていいな!と思うこともあるのでしょうけど、今回の部分は知りたくなかった人間部分でした。

・改めて思ったのですが、私は、「岡本信彦という虚構」が好きなのだなと思います。

岡本信彦という人間が作り上げる「声優の岡本信彦」という「虚構の商品」を愛し、応援し、推しているのだと思うのです。

・どれだけラインブログを毎日アップしてくれていても、どれだけラジオやライブやイベントをやっていても、私には岡本信彦という人間の知らない部分があります。

・その知らない部分を、彼自身が見せないのであれば知りたいとは思いません。私は虚構の岡本信彦が好きで、今まで好きで居続けたので。

・「声優の岡本信彦」という虚構の商品の一部分しかファンは知ることしかできないし、それでいいと思っています。スポットライトが当たる部分だけを知っていたかったけれど、今回はその部分ではない影のところが明るみになったというか。

・そういう意味では文春にも多少の怒りはありますが、あの人たちはそれが仕事なので、仕事やめろとも言えないしなあ~と思うし今回もめちゃくちゃバズってると思うので声優さんたちのプライベートを暴くことは止めないと思うんだよな

・私は、神谷さんが2016年に週刊誌で報道されたとき、DGSの冒頭でお話されていたことをすごくよく覚えています。

「僕には、品行方正ではないかもしれないし、皆さんには誇れるものではないかもしれないですけども、プライベートというものが存在しています。でも、僕にとっては守るべきプライベートです。そのプライベートという土台の上に皆さんが知っている声優の神谷浩史は存在しています」

・神谷さんはプライベートを仕事やエンターテイメントになるべく持ち込まない、というポリシーを持っていて、結婚やお子さんのことは報告しなかったとお話されていました。

・たぶん岡本信彦も同じ考えで、「声優の岡本信彦」という虚構の商品を愛して欲しかったから切り分けていたのかなあと思います。

・今回の報道で、裏切られたと思った人、傷ついた人、辛いと思った人、それぞれいると思います。ファンを辞めるという人を止める権利は私には無いです。

・うまくまとまっていないですが、私はこれからも虚構の商品である「声優の岡本信彦」が好きで、今後も好きで居続けるのだろうと思います。

・今回の件でどうか仕事が減らされませんように…と思うばかりです。信用一気に落ちちゃったと思うので、真摯に、誠実にお仕事に向きあって、奥さんのことを大事にしてほしいです。

 

私はただあなたが健康に生きているだけで、構わないのです。

 

  • 追記

3月22日、ハレスタの生放送に岡本信彦が出演し、今回の件について自らの口で話してくれました。とても憔悴しきった顔をしていて、私は彼がとても反省して、自分自身を嫌悪しているような印象を受けました。

NGワードとか指定していないからボコボコにしてください」と仰っていましたね。それでも、信頼回復できるように努めます、という言葉に、そういうところも好きなんだよなあと思いました。岡本信彦のこと、見ていたらやっぱり好きだなあと思って涙が出ました。手紙を書いてくれた人のこと、絶対に忘れないと仰っていた、それも嬉しかったです。

ラインブログのコメントを見れる限りは見て、いろいろと考えた上で岡本信彦に手紙を書きました。今しか書けない、今この瞬間の私の気持ちを手紙にしました。

いつ彼の手元に届くかもわからないし、読んでもらえないかもしれないけれど。伝えたい言葉がたくさんありました。

 

私は声優の岡本信彦が好きで、今までずっと追いかけていました。貴方のことを応援してきて、貴方がずっと頑張って来たことを知っているから、この報道で、「声優の岡本信彦」が不倫した最低男と思われることがすごく悔しいです。事実だからこそ、否定できません。一度の失敗で今までの貴方のがんばりが全部無かったことにされてしまうような、貴方の仕事が踏みにじられる気がして、とてもとても悔しくてつらいです。この先貴方が出会うはずのキャラクターや、取り組むお仕事が、今回のこととともにずっと語られ続けると思うと、なんと軽率な行ないをしたのだろうと呆れて、苦しくて、切ないです。

 デビューしてからずっと、岡本信彦という人間は「声優の岡本信彦」という商品を少しずつ作り上げていったと思っています。私たちファンは虚構の商品である「声優の岡本信彦」を愛し、応援してきました。どれだけラインブログを毎日アップしてくれていても、どれだけラジオやライブやイベントをやっていても、私には岡本信彦という人間の知らない部分があります。その知らない部分を、貴方自身が見せないのであれば知りたいとは思いません。私は虚構の岡本信彦が好きで、今まで好きで居続けたので。

「声優の岡本信彦」という虚構の商品の一部分しかファンは知ることしかできないし、それでいいと思っています。ずっと、その虚構のスポットライトが当たる部分だけを知っていたかったです。公私を分けるのであれば、私生活で「岡本信彦」が公の「声優の岡本信彦」を汚すことは許されません。

結婚もしていないし、今後する予定もない私ですが、もし自分が奥様の立場だったらと思うと本当に胸が痛みます。自分だったら離婚を切り出していると思います。他の女に手を出すくらいなら、結婚なんかするなよ、と思います。遊びたいならずっと所帯を持たずにフラフラしてればいいじゃん、と思います。それでも結婚するくらい好きなら、ずっと一緒にいたいと思って婚姻届に名前を書いたんだったら、一生をかけて愛してください。呆れても、許してくれる奥様をどうか大事にしてあげてください。

私は、ファンが許すとか許さないという権利は持っていないと思います。許すのも許さないのも奥さんだけ。私たちはただ岡本信彦という声優を愛して、ついていくだけです。けれど、プライベートの岡本信彦が、声優の岡本信彦を傷つける行為だけは絶対に看過できません。どうか、もう二度とがっかりさせないでください。

これからも貴方のことをずっと応援しています。貴方がここからどう這い上がっていくのか、きちんと見て、確かめたいです。

 

 

*1:言い方が大分生々しいけれど、そういう風にしか書けないのでご容赦を とは言うものの、デリヘルじゃない可能性もあるんだよなあ